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U-23 ろう者サッカー男子日本代表チーム設立

更新日:2018/04/06

この度一般社団法人日本ろう者サッカー協会は、U-23 ろう者サッカー男子日本代表チーム設立を発表致します。
今後は年に数回の合宿を実施し、選手の育成に努めてまいります。
また、中山剛氏(前ろう者サッカー男子日本代表監督)の監督就任も決定致しました。


監督:中山 剛

↓中山剛監督より監督就任の挨拶をいただきました。
デフリンピックトルコ大会が終わりはや8ヵ月が経ちました。
大会後は湖北工業株式会社様の支援があり地域のデフキッズを対象にサッカー教室を毎月1回定期的に開催し、同じグランドでアンプティ、ブラインド、知的などいろんな障がいをもつ選手や、そのご父兄のみなさまともサッカーをしながら交流できる場を作ったり、デフサッカー普及の為に小学校等で講演活動を行っております。

先日開催されました日本ろう者サッカー協会の理事会のなかで世界でメダルを取るためにアンダーの世代別の代表チームを立ち上げ活動していくという話が来たとき、すぐに熱意を持って挑戦したいと思いました。
トルコやイタリアで世界と戦い何が必要かを感じた経験を次の世代に引き継いでいく責任があると思っていたからです。

今大会を見ても日本サッカーのレベルは世界と比べて強くなって、さらにもっとよくなることはできます。
4年前の代表監督就任時は「尾上直也」監督と「柴田英輝」監督がいい仕事をされたバックボーンがありましたので、それを基礎に引き継ぎ活動していきましたが今回はゼロからのスタートとなります。
次のデフリンピックもそうですが、その次に向けた育成にも励んでいきます。
若い選手達ですので、コミュニケーションをとりながら同じ目標を持つことによってもっとどんどん伸びていきますし、これから立派な大人になっていく子どもたちはサッカーが上手なだけではダメで「あいさつ」「ゴミ拾い」「整理整頓」をしっかりとできるようサッカーを通じて指導していきます。

監督4年間のなかで特に人間的に成長し、サッカーも同じように成長し化けたといえば「塩田知弘」「仲井健人」「林滉大」です。
この3人に共通することは、いい選手ですがプレーや生活態度をみればわかりますが最初はこちらの「言うことを聞かない」反発する選手でした。
しかし生活や常識、能力に多少の問題があろうと彼らの「良いところ」を見続け、時には弱点に目をつぶって粘り強くチャンスを与えることで彼ら自身が変わり成長し、周りの彼らをみる目が変わり、デフリンピックではチームの中心選手に成長し、一緒に戦えたことがほんとうに大きな喜びでした。

次はどんな選手と一緒にできるのかいまから楽しみにしております。

(一社)日本ろう者サッカー協会
U-23ろう者サッカー男子日本代表監督 中山 剛