更新日:2022/05/16
当協会は、ろう者サッカー女子日本代表選手団(以下「協会選手団」という。)が本大会から辞退することを決定し、その後は協会選手団の選手及びスタッフ全員が安全かつ無事に日本へ帰国することを最優先事項として定め、5月11日に公式発表しました。
その後、当協会危機管理委員会により引き続き情報収集及び整理分析と、繰り返しのミーティングを実施するなかで、デフリンピック日本選手団の内部において発熱者や陽性者が新たに多数確認されるなど、予断の許されない状況として警戒態勢を継続して参りました。
一方で、協会選手団全員を安全かつ無事に帰国させるために、以下を注意事項として掲げ、コンディショニングを目的とした軽めの運動を実施することとしました。
■密集のない場所と時間帯に限定すること。
■換気を十分に行うこと。
■互いに2メートル以上の間隔をとること。
■マスクを着用すること。
協会選手団の帰国へ向けて現在、帰国前検査を実施する段階へと移行し、万が一「陽性者」が認められ、予定日の帰国が叶わなかった場合を想定して、協会選手団より2名のスタッフを選出し、現地にて引き続きのサポート体制を整備し、準備して参りましたが、デフリンピック日本選手団本部より「陰性が認められた者は日本へ帰国することを原則とする」と方針が示されたためこれに従うことと致しました。
なお、万が一発生した陽性者に対する療養に必要な期間及び帰国手続等に必要な期間中の現地サポート体制については、引き続きデフリンピック日本選手団本部及びグロリアツアーズ(観光庁長官登録旅行業者)様をはじめ、現地領事館事務官、現地医師による体制を構築しております。
体制構築にご尽力いただきましたデフリンピック日本選手団本部及び日本医師団のみなさまには、この場をお借りして心より感謝を申し上げます。
関係各位におかれましては、大変なご不安とご心配をおかけしているかと存じますが、当協会としましても、協会選手団へのサポートに全身全霊をもって取り組んで参りますので、引き続きのご理解と、ご協力を何卒お願い申し上げます。
一般社団法人日本ろう者サッカー協会
ろう者サッカー女子日本代表選手団
代表理事/選手団長 野呂 啓