更新日:2021/09/20
拝啓 初秋の候、皆さま方におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃は、当協会の様々な活動にご理解とご協力を賜り厚くお礼を申し上げます。
さて、このたび先に執り行われました社員総会の決議により、これまで当協会の代表理事として牽引してきました高橋が辞任することとなり、後任として私、野呂が当協会の代表を拝命することとなりました。
歴代の代表が築かれました責務の重さを痛感致しますとともに、身の引き締まる思いが致します。
当協会が新年度を迎える9月より新体制による役員の増員をし、組織改革に努めております。また自分自身の長年に渡るデフサッカー日本代表での活動経験を最大限に活かし、ときには選手の目線による様々な分野を分析検討して、今以上に選手の環境に良い変化を与えられるように努めたいと存じております。
来年2022年は、アジア大会及びデフリンピックの開催が予定されております。また2023年にもデフサッカー及びデフフットサルの世界選手権大会の開催が予定されております。選手の自己負担額を軽減するべく、協会と選手が一丸となって資金作りに努めて参りますので、どうか皆さまのお力をお貸しください。
これまで以上に各ブロック協会会長をはじめ、パートナーシップ企業の皆さまや、地域行政などの関係機関及び関係団体の皆さまとの連携を密にしながら、国内におけるデフサッカー及びデフフットサルに関わるすべての選手にとってよりよい協会を作り上げられるよう鋭意努力してまいります。
新体制一同、支え合いながら協会発展に全力を尽くして望む所存でございます。皆様におかれましては何とぞご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。
敬白
令和 3年 9月 20日
一般社団法人日本ろう者サッカー協会
会長 野呂 啓