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自衛隊との交流フットサル 吉原和香奈選手

更新日:2016/05/30

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デフフットサルワールドカップ(2015年)に日本代表選手として出場した吉原和香奈選手が北海道えりも町の自衛隊の方々と交流・デフフットサル体験を行いました。

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【概要】
日時  5月23日(月)13:00~16:30
依頼先 航空自衛隊襟裳分屯基地第36警戒隊総括班
参加者 隊員44名

練習メニューやゲームを一通り実施した後、実際に耳栓を使用してのプレーや声出し禁止でゲーム(審判は笛の代わりに旗を振る)等を行いました。

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【デフフットサル体験の感想(自衛隊の方々よりいただきました)】
①耳栓を着用したフットサルは、なんともいえない窮屈感があり、屋内における競技の激しさもさることながら、いつも以上に体力を消耗したように感じました。

②聴覚を失われることにより、視覚のみでプレーをするのは、困難だと感じました。耳栓を着用していない場合は、蹴る音、跳ねる音により、おおむねの位置がわかりますが、耳栓を着用している場合は、視覚のみのプレーになるため、目の前の状況しか把握することができず、また、後ろからの相手プレーヤーのプレスに気付くことができず、大変でした。貴重な体験ができてよかったと思います。

③耳栓をしてプレーすることにより、音が聞こえなくなり、気配を感じることができなくて大変でした。

④キーパーのポジジョンについていましたが、前線にいるプレイヤーが連携を取りづらそうにしていることはもちろん、キーパーとしての指示や味方を鼓舞する言葉を伝えることもできなかった。
この経験によって、普段自分がいかに言葉によるコミュニケーションに頼っているかを知ることができた。言葉以外の方法(表情やボディランゲージ)を意識して使うことによって、普段からより伝わりやすく豊かなコミュニケーションを築けると思った。

⑤耳栓をして実施し、審判からの指示も味方とのコミュニケーションも全て身振り、手振りで行われ、通常のルールとは全然違い、とても大変さを実感した。
サッカー経験は、ほとんどなかったが、今回のフットサル参加が貴重な経験となり、フットサルの楽しさを感じることができた。機会があれば、また参加したいと思います。

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【吉原選手感想】
自衛隊のかたとボールを通じて交流できたことは、私にとって貴重な経験となりました。
デフフットサル体験では、逆にこちらが気が付かない、健聴者ならではの感想を聞くことができて良かったです。

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