更新日:2016/03/09
長年デフサッカーフットサル日本代表をけん引し今尚現役を貫き通している、船越弘幸選手が企業の意見交換会に招待されました。
お相手は「NPO法人ヴィアティンスポーツクラブ」で、三重県からJリーグを目指して活動されている東海リーグ所属のヴィアティン三重様でした。
ヴィアティン三重のクラブハウスで「国土交通省の平成27年度 地域づくり活動支援体制整備事業」を「松阪商人サポート隊」が受託して、その事業の一環で、企業へ行政事業の専門家派遣として依頼されました。
その時の様子を1部紹介させていただきます。
質問1)自分自身の体験談や、これからあったほうがいい、もしくはとりいれたほうがいいことは何か?
船越選手)今と昔を比較したら、今は携帯やリレーサービス(電話代行サービス)やテレビ電話が当たり前になってきててそれらがなかった僕らの世代よりはかなり便利になってきたけど、その反面、利便性に頼りすぎるあまり、自立する能力が鍛えられなくなってきているように感じる。
質問2)聴覚障害者に対しての対応方法は?
船越選手)声を大きくすればいいものではなく、口をはっきり見せてあげることetc。
コミュニケーションとるにはやはり聴覚障害者のことを理解することが大事だけど、一般世間からしたらまだまだ聴覚障害者に対する認知度低いので僕らがサッカーやフットサルを通して健常者に広めていくことが大事。
幼年期や学生時代はまだコミュニケーションとれてなくても、サッカーやフットサルなどスポーツを通して活動できるが、社会人になったら自立したり仕事するにあたっていやでもコミュニケーションをとれるようにならないといけない部分があるし、そこを幼年期のうちからコミュニケーション能力を磨いていく環境が必要であるし、それをヴィアティンスポーツクラブが担うような事業になれば望ましい。
等々。日の当たらない時代からデフサッカーフットサル界で活躍する彼らしい厳しくも愛のある意見が交わされました。
↓ヴィアティン三重サイト
http://www.veertien.jp/fc/
↓ヴィアティン三重 Facebook
https://www.facebook.com/VEERTIEN.TOTAL.SPORTS.CLUB/
こうした意見交換会を通じて広く多くの方々に周知していただける様、選手達はピッチ外でも日々努力しています。応援宜しくお願いします!